思い込みを変えるといい記憶にできるよ 6月24日。
頑なな思い込みをしている母
サクランボとスイカを持って
母を訪ねた
母の友人が送ってくれたサクランボ
喜んで食べてもらえて嬉しい
「洗濯物がなくなるの」
先日スタッフの方に話したら
他の方に紛れ込んでいたらしく
きちんと戻ってきていた
聞いてくるわね
「まだ半乾きのため今日お持ちします」
戻って説明したが
以前紛失したバスタオルのことが
記憶にしっかり残ってしまったようで
「よく失くなるの、盗まれた」
そう思い込んでいる
ゆっくり説明して
「違うからね」と言っても
すぐ忘れてしまうようだ
「人は失敗を元に記憶を作り出す」そうだが
母にとっての失敗とは
なんなのだろう
気付くのが遅くて言いそびれたことなのか
洗濯に出すときのチェックを忘れたことか
どちらも違うよと言っても
自分の思い込みから抜け出せない
最後には
「ボケた老人と思われているから」
言っても相手にされないと言う
そんなことはないからね
失くなったものもあるけど
戻って来たものもある
ちょうど買おうと思っていた
そう考えたらいいよね
新しいシャツ
とても気に入ってくれたでしょ
タオルも新しくしてみようか
嫌な記憶は早く消そうね
来月少し入院するけど
言わないでおこうかな
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