人は咄嗟に話を創る時でも、脳は働いていますから良しとしましょう。
7月1日。
朝、母の所へスイカと頼まれたものを持参
この所帰ると必ず母から電話があった。
「ボールペンが何処かへ入り込んでないの」
「トマトジュースを持ってきて」
「洗濯物がなくなった」
ボールペンは引き出しに予備が2本
「マジックペンしかないわ」
(そんなはずはないけど・・・)
トマトジュースは帰るとき4パックあった
「まだあるけど予備に買ってきて」
(4パックあれば次行く時まであるはず)
まだ乾いてないから後で持ってくると伝えた
「メモしておいたけどTシャツがない」
(後ほど届くと伝えた)
人の話を聞いていないのか
聞いてもすぐ忘れるからか
何か用を思いついて(理由付け)
とにかく電話してくる。
毎回必ず言うことも決まっているのがおかしい。
「いつもお世話になって、すまないわね。
ありがとう、今日電話したのはね〜」
判で押したように同じことを言う。
言われたものを持って行っても
ボールペンは引き出しにあり
なくなったはずのペンはテーブルの上にあった。
トマトジュースもストックがあり
2本補充しただけで持ち帰った。
Tシャツも自分で引き出しにしまった様子
何の問題もないけど
どうしたら私の気を引けるか
シナリオを考えているのかもしれない。
誰も自分のことを思ってくれなければ
やはり悲しい
不安になると余計に確かめたくなる
若い頃は恋の駆け引きのようなもの
歳を取っても無関心でいられたら
悲しいと思う
「いつでもいいから、急がないから、ついでの時に」
繰り返し言う母
着替えを出しに行くから
そんなに先にはならない
着替えるときも
「外出しないから」
「まだ汚れていないから」
「自分で替えているから」
思いつく限り言葉を並べる。
否定はしないで
そう?今日は暑いからこちらのシャツにしようか
「じゃあ替えるわ」
時々洗濯カゴから出してフックにかけたままのことも
こっそりまたカゴに入れるけど
気づいているかも。
ストーリーを創れるうちはまだ大丈夫
私もお付き合いしますから。
ストーリーを書く時の注意
「神話の法則」読んだばかりだから。
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