8月24日
23日の午後
メロンとイチジクを持って母の所へ
「無花果、うれしい」
無邪気に食べてくれる。
朝お風呂の日なのに
先日2回分の着替えを入れておいた袋
一つはそのまま
もう一つは・・・
着替えだけ椅子の上に置いてあった。
お風呂に入って着替えなかったの?
「だって洗濯物出せるの土曜日だから」
「下着は替えたわよ」
わざわざ着替えを除けていくとは
思わず苦笑い。
ずっと着ているから替えようね
食べ終わって素直に着替えてくれた
「まだ汚れていないのに」
ボソボソと言いながらではあるが。
洗濯物をあまり出すと
申し訳ないと思い込んでいるからか
単に着替えることを忘れているのか
何度説明しても
腑に落ちないような顔つき。
多分人の話を聞いていないのだろう
慣れているからいいけど
着替えは十分あるからお風呂に入ったら替えるよう
何度もゆっくり話してみる。
言われたこともすぐ忘れてしまうのだろう
自分のやり方が変えられないのかもしれない
未だ着られる
汚れていない
窓も開けて空気の入れ替えしてる
ちゃんとやっている
自分は大丈夫
きっとそう思っている
だから否定はしない
そうだね、でもこうしてみてはどうかな
歳を重ねても尊厳はある
否定されては辛いだけ
頑固なのは性格もあるから
人の意見を受け入れなくても仕方ない
せめて行った時だけでも
着替えてもらえるなら
良しとしましょう。
部屋を出るとちょっとため息
私らしくないと気を取り直して
次はもっとおしゃれなシャツでも
買ってきてあげよう
ちょっとは気分が変わることを期待して。
「迷惑をかけないように」
ずっと刷り込まれている言葉
少しずつ解凍していこう。
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