母親が家を空けると 9月24日
土曜日の午後から
娘が一晩家を留守にした。
いつものようにお風呂と夕食は我が家で
7時ごろ帰る時に
タブレットを片付けて一言
「帰ったらテレビ見ていい?」
父親に上目遣いでねだった。
「くる時途中まで見て止めてあるから
続き見ていいよ」
速攻で帰り支度を始めた。
メソメソするかと思ったら
なんてゲンキンな!
娘なら「もう今日はテレビおしまい」
却下されるだろう。
今朝二人を預かって
娘が行っている所に送って行く前に
パンを買いにスーパーへ。
車から降りた途端
「お魚ソーセージ食べたいな」
パン屋さんに行くだけで
他の物は買いません。
「朝ちょっとしか食べてないからお腹空いた」
嘘、さっきみかん食べた。
さっさとトレーとトングを取ってくれた。
「このパン食べたいな〜」
チーズとハムの三角のパンの前でじっとしている。
ひとつだけなら買ってあげる
「ほんと?これがいい」
お兄ちゃんは別のパンを選んだ。
飲み物だけ紙パックのジュースを2個
セルフレジで清算する前に
「ジュースも飲みたいな」
ジュースが欲しかったら
母ちゃんに言いなさい
買いませんから。
普段ジュース類は飲ませていない
娘たちもそうだったから
当然冷蔵庫に買い置きはない。
甘えたような声で言われても
負けて買うことはしません。
それにしても
私が却下するとすぐ次の要求
なかなか大したもの。
「本が欲しいな」
今日は買いません。
先日お泊まりの時
1冊ずつ買ってあげたから
ひょっとしたらと思ったのか
甘く見られたのか
そんな要求をかわして
買い物はすぐ終わった。
お兄ちゃんはこんなに手こずったことなかった。
女は逞しい
演技力も大したもの
昨夜娘が帰ったら
それまで元気な声がしていたのに
急に涙をためて
「かあちゃんに会いたかった」
一瞬抱きついてきてメソメソしたかと思ったら
すぐまたリビングで
遊びの続きを始めたそうである。
娘思わず吹き出したらしい。
切り替えが早いのか
誰に似た?
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