叔父は母と私のことを記憶しているだろうか

正直な気持ち

横浜にいる叔父   10月4日。

 

 

叔母に連絡してから従姉妹に電話した。

このところ叔母と話していて

ちょっと気になることがあったからだが

叔母もまだ初期だが認知症になっていた。

母の弟、叔父は数年前から認知症で

夫婦でホームにいたのだが

とても一緒に普通の生活ができなくなって

今は別々のホームで暮らしている。

叔父の医療依存度が上がってきて

今度またホームを変わると聞いた。

来週東京に行くので

横浜の叔父に会いに行こうと思い

従姉妹に電話で様子を聞いてみた。

「私のことがわかる時とよくわからない時がある」

食事も最近は食べられなくなり

ゼリー状のものでないと飲み込めない

それで24時間医療体制の整った所に

変わることにしたという。

 

今日母のところに行って

来週行くことを伝えたら

「私のお金を出して持って行って」

唐突に頼まれたが

以前にも同じことがあった。


叔父夫婦がいつもよくしてくれたので

お礼をしておきたいと言われ

母に言われてお金を持って行った。

訪ねてきた叔父夫婦に直接渡したようだが

そのことを忘れてしまったようだ。

今回は前より金額も多く

私がATMで一度には出せないので

とりあえず「わかったから」と同意して帰った。

自分が行けないから

心配だとは思うけど

いつも何かあると「お金」を出してきてと言う母。

部屋に大金を置かないようにと言われてから

余計に頼まれることが多くなった。

孫やひ孫の誕生日、お年玉の時以外は

母の通帳からお金は出さないけど
(適正価格は私が決めているが)

通帳を持って行って説明しても

聞いてはいない。

「任せるから」と言うだけ。

 

叔父に見せるために母の写真を撮った。

ちょっとはにかんで写った母を

叔父はわかってくれるだろうか。

 

突然叔父の話を始めた母。

「あの子には申し訳ないことをした」と

祖母がいつも言っていたこと

成績優秀で大学進学を勧められたけど

父親が亡くなっていたので

弟のことを考えて就職したこと

高卒で入社した広告会社で

役員待遇まで昇進したこと

以前にも聞かされていたが

今日も又饒舌に話してくれた。

母にとっては

きっと自慢の弟だったのだろう。


私が足の手術を受ける時

高齢の母の代わりに立ち会ってくれた。

母も私もお世話になった二人に

これから何をしてあげられるだろうか。

別々に住んでいる両親の世話で

従姉妹は忙しい毎日だと言っていた。

久しぶりに会うのが楽しみだけど

かなり疲れている様子。

叔父を見舞った後

一緒にランチの予定だから

しっかり話を聞いてあげたい。

「味噌煮込み送るから」と言ったら

とても喜んでくれた。

従姉妹に喜んでもらえること

もっとあると思うから

協力できたら嬉しい。

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