昔の記憶は鮮明に残っている、次から次へと思い出すほど

正直な気持ち

そんなことまで記憶しているなんて     11月5日。

 

 

息子にもらった葡萄を持って

母のところへ

「優しい子だね」褒める褒める。

いかに高かったかの話も

息子から聞いたことを言ったら

「それでも優しい子だね」

吹き出しながらもやはり褒める

孫は無条件に可愛いようだ。

 

私は子供の頃

褒められた記憶はないし

甘えた記憶もない。

その反動か

自分の子供たちは褒めて育てた。

後になって

ちょっと褒めすぎたかと反省もした。

 

 

切手をやっと片付けたことを報告

以前から「好きなように処分していいから」と言っていたが

覚えているかなと思ったが

母は俄然饒舌になった。

 

 

切手は「ヒデちゃん」がいつも持ってきたこと

保険の外交をしていた母の友人で

私も記憶している。

シートで渡される記念切手

お金を払う様も記憶している。

母はもっと色々思い出したようで

「きっとお客さんに頼まれて買い取った切手を

あちこちで買ってもらってたんだと思う」

月2〜3回やってきて

玄関先で慌ただしく切手を置いて

時にはちょっとおしゃべりをして

ヒデちゃんは帰っていった。

何度も同じ話もあったが

三十分ほど母の独断場となり

実に生き生きと話をしていた。

 

ヒデちゃんは売り上げ成績優秀な方だったこと

ご主人より稼ぎが良かったこと

社交的でいつも軽の車を走らせて

顧客の所を回っていたことなど

私は聞き役、時々質問係。

 

 

 

これからはこの手を使おう。

話しているうちに

母の顔は表情豊かになり

思い出し笑いもするようになり

聞いているこちらまでにっこり出来る

何よりネガティブな口癖が出ない!

 

 

着替えのことは・・・

真逆のことを言ってみた。

「着替えしても、しなくてもいいからね」

子供が「やってはいけない」と言われると

脳は「やれ」と言われているように判断することがあるように

反対行動をとることがある。

息子が全くそうだった。

必ずやってけがをしたり火傷をしたり

「やってはいけない」ことは必ずやっていた。

母の脳は子供ではないが

指示されることが嫌なのかもしれないと思い

「お好きにどうぞ」に変えてみた

結果は次回のお楽しみ。

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