悲しい知らせ 11月16日。
叔父の訃報を母に知らせた時
「生きててくれるだけでもよかったのに」
声からその悲しみが伝わってきた。
母より8歳年下
先月私が見舞って来た時に様子を伝えたが
思っていたより体調が良くないことは
察してはいたらしいが
それでもやはり・・・
食事ができない状態だと知って
「そんなに弱ってしまったの」と
ずいぶん驚いていた。
マスカットを持って母のところに行き
葬儀の日にちが決まったこと
私が横浜に行くことを伝えた。
「行ってやりたいけど・・・」
無理なことは承知
「大丈夫、私がお別れしてくるから」
くれぐれもよろしく伝えて欲しいと
何度も頼まれた。
母も私も
叔父にはずいぶんお世話になった。
思い出もたくさんある。
「ありがとう」を言って
お別れしたいと思っている。
今朝も電話をくれた従姉妹に
無理しないようにと伝えたら
「お母さんも私もちゃんと食べているから」
気丈にわざと明るい声で言っていた。
亡くなってから葬儀まで
日にちがあるので大変なこと
家族が体調を崩さないよう
祈るばかり。
母はそれでもマスカットを美味しそうに食べ
「私の分も持って行ってね」
もうお香典の用意はしてあるからと伝えたら
珍しく金額は言わなかったことに
私は少し驚いた。
またとんでもない額を言っても
私が反対すると思ったのかもしれないが
まあ任せるつもりだと勝手に解釈して
あえて聞かなかった。
大丈夫、お任せください
悲しいことに
私、経験多いですから。
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