無意識に言っていませんか 12月2日。
スタッフの方が職場を辞める日に
私にも挨拶をしたいと言ってくださった。
息子が仕事をスタートさせる時から
ずっと支えてくれた一人
一番大変な時期から
共に仕事をしてきた方。
誠実な方だということは
紹介してくださった人からも伺っていた。
「スタッフは家族のようなもの」
そんな主人の考え方は
息子にも自然に受け継がれたようで
パートでも常勤でも
お互いに時間を無理のないよう調整して
娘も色々目を配ってやっていた。
「気にかけていただけたこと、嬉しかったです」
すでに涙目になりかけていた。
体調が優れないような時は
早めに休む時間をとってもらい
無理をしないよう娘が言ってきた。
「前の職場でそんなこと言われたことがない」と
いつも言っていた彼女。
無理をしては結局長くは努めてもらえないから
お互いにカバーしあってやるのは当たり前。
ずっと続けたいと思ってくださったようだが
自宅近くで希望していた職を見つけることができ
11月に退職することになった。
決めた時も早めに知らせてくださり
話を伺って納得。
「自分が本当にやりたかったこと」
彼女のために「良かったわね」
そう言って送り出せる。
一つだけ老婆心で言わせてもらった。
いつも「ごめんなさい、すみません」と言ってるでしょ。
そういえば・・・
「家でも帰りが遅くなってごめんなさいとか」
ええ、無意識に言ってます。
遊んでて遅くなったわけじゃないんだから
家族が食事の用意を手伝ってくれていたら
「ありがとう」と言ってみましょう。
食事の用意が遅くなると
つい罪悪感を覚えると言っていましたが
悪いことをしたわけでもない時に
「ごめんなさい、すみません」という言葉の代わりに
「ありがとう」というように意識して
もっと自分を大切に思うこと
なんでも一人でやらなくてはと思わないこと
「頑張りすぎない」ように。
娘の友達に注文したシュトーレン
間に合って良かった。
昨年「美味しかった!」と喜んでもらえたので
今年もお願いしておいた私からのささやかなお礼。
彼女が自分のことを
過小評価しないよう
願ってやみません。
今まで本当にありがとう!
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