少し早いお祝い 4月22日。
もうすぐ孫娘の誕生日。
父親の両親が、
毎年お祝いに来てくださる。
その予定に合わせて、
ちょっと早いバースデーパーティ。
年に2回、来るのを楽しみに。
昨日まで嬉しそうにしていたのに、
玄関に走ってお迎えに出た後は、
気持ちとは裏腹に、
固まっていた孫娘。
毎回打ち解けるのに時間がかかる。
しおらしく、おとなしく、
とても静かになる。
私は笑いをこらえていたが、
演技か?と思えるくらい、
別人になる。
静かに手巻き寿司を食べた後、
やっと笑顔が出て、
喋り始めた。
「いつもちょっと時間が、ね。」
先方のお母様も慣れたもの、
ニコニコして様子を見ていらした。
恥ずかしかったのか、
照れ臭かったのか、
儀式のようなものか。
またいつものように、
お転婆ぶりをしっかりアピール。
壁によじ登るわ、走り回るわ、
本領発揮、いやそれ以上。
元気が何より、
もう直ぐ本当に4歳。
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